罪深さ、職員全員で噛み締めよ 大阪市の入れ墨問題
配信元:産経新聞
2012/05/15 16:45更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/562194/
【西論】
もう20年以上も前のことである。まだ幼稚園にも上がっていなかった長男と一緒に、神戸・有馬温泉の外湯に入った。湯煙に目が慣れてきたころ、洗い場で背 を向けて洗面している男性に気が付いた。目がいったのはその背中である。一面に、さらには両腕にまで色鮮やかな入れ墨が入っていた。
長男は何にでも興味を持つ年ごろで、「なんで」が口癖だった。まずいなと思った次の瞬間には、危惧した質問を発していた。
「なんであのおっちゃん、体に絵を描いてるの」
これだけでも相当にまずいが、はやすように言い出したのには往生した。
「わぁるいんだ、悪いんだ」
すごまれたらどう対応しよう。ユーモアを交えて切り返せればよいのだが。まさかこんな場所で暴力沙汰には及ぶまい…等々と苦悶(くもん)するうちに、男性 はそのまま風呂場を出て、事なきを得た。先方としても面倒を避けた大人の対応だったのだろうと思う。「入れ墨のある方、お断り」。そうした表示が公衆浴場 やゴルフ場などに増えたのも、そのころからだったと記憶する。
一般に、入れ墨には無法、荒くれのイメージが付きまとう。その起源は入墨刑を導入した律令時代にさかのぼる。明治5年には東京府知事布告で装飾用途の入れ 墨も禁止され、この法的規制は昭和23年の軽犯罪法の公布まで続いた。こうした歴史を考えれば、入れ墨に恐怖心や嫌悪感を抱くのは、ごく自然な市民感情、 社会通念といえるだろう。
◆書面調査は当然の措置
この入れ墨を勤務する児童福祉施設の子供たちに見せ、「殺すぞ」などと暴言を吐いた大阪市職員がいたという2月のニュースには驚愕(きょうがく)したと言 うほかない。市は、職員が同僚女性に交際を強要していたことを理由に停職処分にする一方で、入れ墨の有無を調べる書面調査に乗り出した。職員採用試験の受 験資格に、入れ墨がないことを盛り込む検討も始めた。いずれも当然のこととして支持したい。
大阪市職員の順法精神の欠如ぶりは目に余る。刑事事件を起こして逮捕された職員は、平成18年度から23年度までの6年間で120人に上る。市政改革を掲 げた橋下徹市長が就任した昨年12月19日以降だけでも4人が逮捕されている。それも暴行や覚せい剤取締法違反といった容疑で、過失による事故などといっ た斟酌(しんしゃく)する余地のあるものではないのだ。3万7千人を擁する大組織とはいえ、あまりにもその数が多すぎる。
「採用後に平気で入れ墨を入れるような職場は信じられない。異常事態だ」
橋下市長の怒りと憤りは、市民すべてのものだろう。入れ墨を肯定するような職場だからこそ、年に20人もの逮捕者を生むとしか思えない。市役所の10分の 1程度の組織・企業は市内にも多いが、年に2人ずつも逮捕者を出せば、信用問題で存続さえ難しいのではないか。その深刻さ、罪深さを職員全員で噛み締めな ければならない。
◆あきれる市教委の対応
書面調査は穏当なものである。「入れ墨が市民の目に触れれば不安感や威圧感を持ち、市の信用失墜につながる」と、その必要性を強調する文書とともに、入れ 墨の有無、有る場合はその部位を人体イラストに記入するように求めている。回答は任意で、市民の目に触れる部位にある場合は、市民と接しない部署への配置 転換を検討するという使用目的も説明されている。
にもかかわらず、市の内部では反対論が根強い。同様の調査依頼を受けた市教委は今月8日、教職員約1万7千人に対しては実施しない方針を決めた。「人権を 傷つけることがあり、無謀だ」(矢野裕俊・教育委員長)という判断だという。「長袖で見えないようにするケースもあり、調査は必要ない」と主張した教育委 員までいたというから、あきれるほかない。見えなければよい、悪いの問題ではあるまい。
この問題で問われているのは、法を守って執行すべき公務員としての自覚と責任感である。その立場にありながら、入れ墨を入れたり、見せたりすることが問題 視されているのであって、私人の行為として論議されているのではない。市教委の結論は、公私混同したものとしか思えない。
この公私混同が長年、学校では放置されてきた。象徴は、国旗、国歌を軽視する教員への是正指導が行き届かなかったことである。国旗、国歌に反対なら、私的 な時間と場所で大いに主張すればよい。しかし、入学式、卒業式などの教育の場に、反対の私見を持ち込む権利はいかなる教員にもない。この道理が通らない異 常事態が今春まで、大阪市では続いていた。私権は社会的立場によって制約を受ける。公的立場になればなおさらである。
入れ墨が見えなければよいとした教育委員氏には特にうかがいたい。悪事はばれなければよい、と子供たちに教えるつもりなのかと。市のあらゆる職場にはびこ る公私混同には、物事の軽重、順序をきちんと教えない教育に、その根っこがある。猛省を求めたい。(編集委員・安本寿久)
……「いやあ安本さん、俺も似たような経験あるよ。京都の友達んとこに泊まりに行って、
銭湯が近くにあったもんで入りに行ったんよ。
で、入ってみると俺以外全員がイレズミなんだな(笑)
で、“失礼します!”とか言って、兄貴分の背中を舎弟が流しててさあ(嘲)……後で知ったんだけど、
その銭湯、京都じゃもっとも有名な指定暴力団事務所の隣だっだんだよな(笑)」
「で、おっさんはどないしたん?(笑)」
「まあとりあえず、普通に風呂を平静に楽しんでる様子を必死で装ったよ(笑)
でも、バリバリに緊張してたせいで、背中流されてる兄貴の後ろにあった洗面器を
思いっきり蹴っ飛ばしちゃってさ(笑)
って見るとその洗面器に『●●会』ってマジックで書いてやがんの!(嘲)」
「銭湯に洗面器キープかいな(笑)」
「まったく生きた心地がしなかったぜ。
『す、す、す、す、す、す、すいません……』って蚊の鳴くような声で言ったら。
『お、おう』と舎弟も別にフレンドリーなリアクションだったんで安心したけどよ(嘲)」
「そやから、この安本寿久っちゅーおっさんが書いとーるとおり、
『入れ墨に恐怖心や嫌悪感を抱くのは、ごく自然な市民感情、社会通念といえるだろう。』
っちゅーことか(笑)」
「ここがよくわかんねーよなあ。そーいう歴史的経緯やサブテキストを含めて、
刺青は人に恐怖心や嫌悪感を与えるんだろーかね?
ってか、恐怖心ってのは考えて抱くもんなのかあ?(嘲)
俺の場合は『俺以外全部イレズミ』って風呂屋の状況に直観的にビビったわけだけど、
街でおねーちゃんの腰やら脹脛やらにチラっとイレズミが見えると、
かなーり亢奮しちゃうけどな。そのへんどう?(嘲)」
「(無視)じっさい、この安本のおっさんの息子さんはビビッてないしな(笑)」
「さてまあ大阪の刺青アンケート問題だけど、これまでも何回か扱ってきたよーに、この事件の発端は、
『入れ墨を勤務する児童福祉施設の子供たちに見せ、
「殺すぞ」などと暴言を吐いた大阪市職員がいた』
ことなんだけど、それがなんで職員全員の刺青チェックに結びつくのかわからん(嘲)
そんなとこで『ごく自然な市民感情、社会通念』とか、『いずれも当然のこと』
って発想に行きつくまでのプロセスが、あまりにも不明瞭なわけよ(嘲)」
「まーそれでも、大阪市職員の起こした事件は多いやろ(笑)
あれ?……でも、6年間で120人やから、1年平均20人か。
『3万7千人を擁する大組織』やから、計算すると1年で0.05パーセントやで(笑)」
「比較対象がないから何とも言えねーなあ。大阪府警とか、どーなるんだろうな?
証拠ねつ造や隠滅の件数も入れると(嘲)
で、公務員数減らしたらどーなるんかね?(笑)」
「犯罪発生率が上がる(笑)」
「こっからがもう、メチャクチャなんだよ。
『橋下市長の怒りと憤りは、市民すべてのものだろう。』……いや?別に?(嘲)
『入れ墨を肯定するような職場だからこそ、年に20人もの逮捕者を生むとしか思えない。』
いや、なんぼなんでもそりゃねーだろ!
ってか、大阪市職員は刺青を『肯定』してたんか?
『放置』してただけじゃねーの?(嘲)」
「もっとも基本的なことやけど、
逮捕された職員はみんなイレズミ持ちやったんか?(笑)」
「『市役所の10分の1程度の組織・企業は市内にも多いが、
年に2人ずつも逮捕者を出せば、信用問題で存続さえ難しいのではないか。』
そーかあ?……ここで小さい企業が出てくるところがまあトリックのつもりなんだろーけど、
バカでかい会社ならそれくらいの逮捕者は出てるだろーし。例えば電通とか(嘲)」
「でまー、このアンケート調査が『人権を傷つけることがあり、無謀だ』って教育委員の声を
っつーのをこの銭湯でビビりまくりの安本さんは批判しとるわけやけど、
この問題の根本的なとこはそこやろ(笑)」
「『見えなければよい、悪いの問題ではあるまい。』とか、
『この問題で問われているのは、法を守って執行すべき公務員としての自覚と責任感である。』とか、
いちおー“法律”ってもんを持ち出してきてんだったら、入れ墨を入れてることの
いったいどこがどう“法律”に触れるのか、明記してもらいてーもんだな(嘲)
トーゼン、橋下っちゃんっていちおう弁護士だから、答はあんだろーなあ?(嘲)」
「『入れ墨が見えなければよいとした教育委員氏には特にうかがいたい。
悪事はばれなければよい、と子供たちに教えるつもりなのかと。』
とかゆーとるけど、
『刺青』が『悪事』なんやのーて、児童福祉施設の職員が、
刺青を見せて子どもをビビらせたんが『悪事』なんとちゃうんかいな(笑)」
「まったく橋下のやり口ってのは“懲戒請求事件”のときとちっとも変ってねーけど、
法の原則をまるっきり無視した極端なことをやって、
それを『共感』のレベルで広め、
ある程度、この安モン記者みたいな連中に支持を得られれば、強引に押し進めちゃうとこだよな(嘲)
この前の『学習障害は乳幼児期の愛情の問題』だってそーだっただろ?
あれは避難GO!GO!だったから、アッサリひっこめやがったけどよ(嘲)」
「この動き、大阪市の市民の『民意』は得るんかな(笑)」
「さーな。根本問題である『児童福祉施設での児童脅迫事件だけど』
今回、橋下がブチ上げた西成・あいりん地区の特区化計画では、
児童福祉施設の大規模な縮小が盛り込まれている。
『刺青職員』で世間が盛り上がってる間に、いろいろやろう、って魂胆なんじゃねーの?(嘲)」
「大阪ほんま、未来ナシやで(笑)」
「橋下と、安モン記者に問いたいね。
『法律に叶っていなくても、
世論の支持を得られればばよい、
その場合は法律を無視していいのか。』って(嘲)」
Neil Young & Pearl Jam - Rockin' in the free world.
……本日はこれまで。
↓維新の会は身体のどっかに橋下の顔をイレズミしたりしてないのか(嘲)
http://blogs.yahoo.co.jp/nishidasaburou/63254393.html
by 西田三郎
心のこじきどもへ(嘲)